集中治療と不整脈管理

座 長 小林 義典 (東海大学医学部付属八王子病院循環器内科)
里見 和浩 (東京医科大学病院不整脈センター)

集中治療における薬剤不応性の心室性頻拍(VT/VF)の合併患者の予後は極めて不良である。また上室性頻拍であっても重症患者においては血行動態が破綻し、治療に難渋することが多い。
循環期疾患のみならず、腎機能障害や感染を合併することもしばしばであり、集中治療における不整脈管理は、まさに集学的アプローチが求められる。
エビデンスが構築しにくいこの分野であるが、様々な視点からを議論することを提案したい。